定期的なインカムゲインで配当金生活、高配当ETF3つをご紹介

株レビュー

みなさんこんにちは小市民投資家のNAOMARUです。

みなさんにとって株式投資の魅力は何ですか?

株式投資を始めた人の中には配当金として入ってくる不労所得が欲しいからという人もいると思います。

働かなくても入ってくる不労所得”配当金”はとても魅力的ですよね。

そんなインカムゲインを最大限生かせる投資が「高配当株投資」です!

そこで今回は高配当投資に最適は3つのETFをご紹介します。

高配当株投資は個別の高配当株を選ぶ手間がありますが、アメリカ株に関しては高配当ETFを使えば優秀な高配当株が詰め合わせになっているのでとても便利ですよ。

この記事では各ETFの詳細や、特徴を解説していきます。

高配当株投資をしたいけど個別株は怖いし面倒くさいという方は是非参考にしてみてください。

この記事でわかる事
  • 3つの高配当ETFの詳細
  • 各ETFの特徴と違い
  • PFFとの比較

※2021/10/15現在

※この記事は特定の商品の利益を保証するものではありません、投資には必ず元本割れのリスクがあります。商品選定は必ず自己責任でお願いします。

定期的なインカムゲインで配当金生活、高配当ETF3つをご紹介

高配当ETFとは

高配当ETFとは高配当の株をいくつも併せてパッケージした上場投資信託です。

高配当株投資は配当利回りの高い個別株を選定するのが一般的ですが、配当利回りの高い個別銘柄は企業業績が悪化していたり、株価が下がって配当利回りが上がってしまった所謂「罠銘柄」が多く存在します。

しかし今回紹介するETFは財務健全性を重視した銘柄選定やインデックスの上位銘柄だったりと罠銘柄を極力排除され分散されているので初心者の方でも簡単に高配当株投資が行えるメリットがあります。

なぜアメリカの高配当株がいいのか

日本よりも投資が進んでいる国アメリカは「株主=会社のオーナー」という意識がしっかりしています。

会社に利益が出れば株主に還元するという意識が強く、連続増配年数を誇る文化もあります。

なぜなら増配ストップや減配などすると株主からの信用を無くしかねず「無能な経営者」というレッテルを張られてしまうからです。

日本企業にはいまだに会社のオーナーは会社の社長と思い込んでいるところもあり企業の成績が落ち込んですぐに減配するという会社も多くあります。

この投資文化の違いは如実に増配年数に現れていて、アメリカには連続増配年数が多い企業がたくさんいあります。

連続増配企業例

  • アメリカン・ステイツ・ウォーター 67年
  • プロクター・アンド・ギャンブル 65年
  • スリーエム 63年
  • コカ・コーラ 59年
  • ジョンソン&ジョンソン 59年
  • シスコ 51年
  • ユニバーサル 50年
  • ペプシコ 49年

などなど…

連続増配年数が25年以上のものを…配当貴族

連続増配年数が50年を超えると…配当王

と呼ばれ、その企業が安定して成長している証となりますます有力な投資先として注目されます。

これに比べて日本は30年以上増配している企業は「花王」の1社のみ。

配当に関して日本よりもアメリカ株の方が安定してもらえる文化があるという事がわかっていただけたでしょうか。

それでは高配当ETFの中でも特に有名な3つのETFをご紹介します。

VYM-安定感抜群の実績を持つ老舗ETF

ティッカーVYM
名称 バンガード・ハイディビデンド・イールドETF
運用会社バンガード
直近配当利回り2.81%(2021/10/15)
配当金回数年4回(四半期毎)
インデックスFTSEハイデ ィビデンド・イールド指数
設定日2006/11/16
資産総額 38.353 (十億 USD) ( 10/13/2021)
組入れ銘柄数407銘柄
経費率0.06%

組入れ上位銘柄

名称業種値(USD)ファンドの割合
JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー金融1.38 十億3.56
ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)ヘルスケア1.31 十億3.37
ホーム・デポ生活必需品1.01 十億2.59
プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)ヘルスケア995.12 百万2.56
バンク・オブ・アメリカ金融903.50 百万2.33
コムキャスト通信793.84 百万2.05
ファイザーヘルスケア737.74 百万1.90
シスコシステムズ情報技術715.44 百万1.84
ベライゾン・コミュニケーションズ通信 654.04 百万1.69

ファンドの概要

平均以上の配当を出す普通株で構成されるFTSEハイディビデンド・イールド指数に連動する投資成果を目指すETF。

時価総額加重平均を用いて保有銘柄のウェートを算定するため株価に左右されにくい。

ファンドの特徴

高配当株ETFといえばこのVYMというほど老舗で有名なETF。

設定日が2006年とこれから紹介するETF2つよりも歴史が長く、唯一リーマンショックを経験しているETFなので暴落時のパフォーマンスもわかりやすい。

また400銘柄以上で構成されているためかなり分散が効いており、セクターもヘルスケアや生活必需品などのディフェンシブ銘柄も多く組み入れているため安定的な値動きをしてくれます。

あまりリスクを取りたくない人におすすめです。

リスクが低い分、配当利回りは2.81%と高配当ETFにしては低い利回りとなっています。

しかし、長い歴史を持つVYMは安定的に株価も上がっているので、配当利回りが多少低くてもしっかりリターンを得られるETFであるといえます。

HDV-財務健全性を重視した玄人志向ETF

ティッカーHDV
名称iシェアーズ・コア 米国高配当ETF
運用会社ブラックロック
直近配当利回り3.59%(2021/10/15)
配当金回数年4回(四半期毎)
インデックスモーニングスター配当フォーカス指数
設定日2011/03/29
資産総額 USD 7,321,071,786( 10/13/2021)
組入れ銘柄数75銘柄
経費率0.08%

組入れ上位銘柄

名称業種値(USD)ファンドの割合
エクソンモービルエネルギー670,532,294.009.12
AT&T通信546,981,286.747.44
シェブロンエネルギー464,002,291.356.31
ジョンソン&ジョンソンヘルスケア412,634,691.455.61
ベライゾン コミュニケーション通信389,857,103.685.30
アッヴィヘルスケア359,621,473.464.89
プロクター&ギャンブル生活必需品336,679,854.154.58
フィリップモリスインターナショナル生活必需品282,996,083.403.85
メルクヘルスケア271,503,137.853.69
コカ・コーラ生活必需品250,367,900.333.40

ファンドの概要

モーニングスターが算出した米国株式で比較的配当水準が高い銘柄で構成される指数に連動した成果を目指すファンド。

米国株式市場全体の97%を占める構成銘柄の中から財務健全性が高く、かつ持続的に平均以上の配当を支払うことができると認められた「利回り上位75社の銘柄」で構成されています。

ファンドの特徴

構成銘柄上位の割合を見てもわかる通りVYMよりも75銘柄と少ないのでその分1社に割り当てられる割合が高いため値動きはVYMより大きいです。

また上位のエクソンモービルやシェブロンなどエネルギーセクターの割合が多いため原油高など景気の影響も受けやすいです。

モーニングスターの指標は「財務健全性が高く持続的」な銘柄を選定してくれるので、いかに高配当であっても財務健全性に問題が発生してきた場合は構成銘柄からははじかれてしまいます。

その点では企業業績をこまめにしなければならない個別株より断然楽ですね。

配当利回りも3%を超えるレベルで維持しているので、ミドルリスクミドルリターンという印象です。

VYMと組み合わせるとより安定した運用が可能です。

SPYD‐優良指数S&P500に連動した成長型ETF

ティッカーSPYD
名称SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF
運用会社ステートストリート
直近配当利回り4.99%(2021/10/15)
配当金回数年4回(四半期毎)
インデックスS&P500高配当株式インデックス
設定日2015/10/21
資産総額 USD 4,986.66(百万USD)( 10/13/2021)
組入れ銘柄数80銘柄
経費率0.07%

組入れ上位銘柄

名称業種値(USD)ファンドの割合
Baker Hughes Company Class Aエネルギー3014192.0001.62
Marathon Petroleum Corporationエネルギー1140160.0001.52
Valero Energy Corporationエネルギー956211.0001.51
Comerica Incorporated金融908945.0001.50
ONEOK Inc.エネルギー1150531.0001.48
KeyCorp金融3189540.0001.48
Williams Companies Inc.エネルギー2422425.0001.42
M&T Bank Corporation金融471048.0001.42
Huntington Bancshares Incorporated金融4408148.0001.41
People’s United Financial Inc.金融3992101.0001.41

ファンドの概要

S&P500高配当株式インデックスに連動する成果を目指したETFで、S&P500銘柄の中から高水準の配当収入および元本成長の機会を追求し配当利回り上位80銘柄から均等な割合で構成している。

上記2社と違い組み入れ銘柄が均等に配分されているため上位の組み入れ銘柄だけではどのセクターが多いのかわかりにくくなっています。

そのためセクター別の構成比率を下記のグラフで公表しています。

引用:ステートストリート

1位が金融、2~3位がほぼ同じくらい公共事業と不動産になっています。不動産はVYMやHDVにはなかったREITも含まれます。

ファンドの特徴

3ETFの中でも設定日が一番若いのがこのSPYD。

歴史が浅くまたS&P500指数に絞っている事からリスクが高いという評判です。

構成銘柄はほぼ1.5%で均等に構成されているので一銘柄の暴落で他が引っ張られることはないですが、金融セクターの割合が大きく、リーマンショックのような金融危機になった場合の下落は大きいとされています。

実際に今回のコロナショックでVYMやHDVが増配を続けたなかSPYDのみが減配を発表しました。

しかし、その反面配当利回りが高く常に5%のあたりを推移しています。

またS&P500という優良企業の指数に連動しているということもあり暴落からの戻りや日々の成長率はVYMやHDVを圧倒しておりキャピタルゲインにも貢献しています。

事実コロナショックで暴落、減配しているにもかかわらずVYMやHDVを追い越し現在は一番の上昇率を達成しています。

引用:TradingView チャート/SPYD オレンジ線/VYM 水色線/HDV

底値で狙えたらおいしいですね。

良くも悪くもハイリスク・ハイリターンなETFといえます。

VYMやHDVと混ぜることでよりマイルドな値動きにする事ができます。

なぜ高配当ETFがおすすめなのか

高配当ETFの中には優先株ETF「PFF」やカバードコールETF「QYLD」なども存在します。

しかし、それより高配当株ETFをお勧めします。

なぜなら高配当株は先の優先株やカバードコールなどよりも利益の理解がしやすいからです。

儲かった利益が直接配当金というインカムゲインに入るという単純な仕組みは初心者にとってわかりやすい収入形式です。

さらにPFFやQYLDは株価がほぼ横ばいで上昇しない特徴があります。

しかしSPYDを筆頭にこの3ETFは値上がり益にも期待できます

引用:TradingView  チャート/SPYD オレンジ線/PFF

日々成長する株価と高利回りで年間の配当金が育っていくのはまさに「お金が生る木」という実感を持てるでしょう。

なので投資初心者がインカムゲインを狙うならまずはこの高配当ETFに挑戦してみてはいかがでしょうか?

まとめ

それでは今回のまとめです。

  • 高配当株投資をするなら個別株よりETFの方が楽
  • アメリカ株は株式還元の文化がしっかりしている
  • 高配当株ETFは「VYM」「HDV」「SPYD」がおすすめ
  • 投資初心者には「PFF」や「QYLD」より高配当株ETFがおすすめ
  • インカムゲインに加えキャピタルゲインも狙えるまさに「お金の生る木」

高配当ETFがいいのはやはり定期的なインカムゲインです。

株式投資を始めたばかりの人は評価額が増えても生活に直結する実感が少ないとモチベーションが下がり投資をやめてしまう可能性もあります。

そんなとき定期的にインカムゲインを得て生活が少しでも向上するお小遣いが毎月少しづつ増えていくなどの実感があればより投資をやるモチベーションが上がるはずです。

それにはこの高配当ETFがとてもおすすめです!

どんどん成長する「お金の生る木」をぜひ育ててみてはいかがでしょうか。

皆さんの充実したマネーライフを応援しています☆

Written by NAOMARU

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