おすすめ 高配当株レビュー/みずほFG【8411】

株レビュー

おすすめ 高配当株レビュー

この記事では投資を始めた方の為に決算書から読み解いた財務優良企業の株をレビューしています。

株を買いたいけど何を買ったらいいか分からい。

買った企業の業績が悪くなるか不安

という方のために、株式銘柄の選定の参考にして頂ければと思います。

今回は日本の銀行の中でも超一流メガバンク「みずほフィナンシャルグループ」の株についてレビューしていきます。

みずほフィナンシャルグループで皆さんがおなじみなのは「みずほ銀行」ですが、そのほかにも「みずほ信託銀行」や「みずほ証券」「アセットマネジメントOne」など様々な金融関連のビジネスを行っている総合金融グループです。

みずほFGは高配当株としても人気がある銘柄です。ところが最近ATMのシステム障害や、それに伴い社長の坂井辰史氏が全国銀行協会の会長職を辞任するなど、ネガティブニュースが絶えません。

引用:REUTERS

果たして、みずほ株は安定したインカムゲインを狙える優良株なのでしょうか、決算書を元に企業業績を分析していきます。

それではいきましょう!

※この記事は特定の銘柄の利益を保証するものではありません。株式投資には必ず元本割れのリスクがあります。銘柄選定は自己責任でお願いします。

また掲載時期から業績が変わっている可能性があります。

みずほFG

引用:みずほフィナンシャルグループ

銘柄コード/8411

一株当たりの配当/75円

配当利回り(予)/2.66%

連続配当年数/0期

※2021/04/13

企業概要

みずほFGはメガバンクのみずほ銀行や、みずほ信託銀行、みずほ証券などを子会社に持つ総合金融会社です。

もともと第一勧業銀行と富士銀行、日本興業銀行が合併したことにより生まれた日本3大メガバンクの一つ。

多くの国民が預金をこの「みずほ銀行」に預けており、無くてはならないインフラ企業と言っていいでしょう。

証券などの金融商品のほかにも、ドリームジャンボやLOTO6などの宝くじ販売もしており、購入している方も多いんじゃないでしょうか。

ATMは全国どこにでもあり、金融商品でも「アセットマネジメントOne」などの商品を取り扱っていますが、近年のキャッシュレス化や、低価格な手数料のインデックスファンドの隆盛に押され気味。

今後、非対面取引基盤の強化やキャッシュレス化などITなどの活用や、法人ではイノベーション企業の成長加速支援などを行っていく方針のようです。

引用:みずほフィナンシャルグループ

それではそんな3大メガバンクの一つみずほFGの中身はどうなっているのか、今回も以下の項目から財務状況を確認していきましょう!

  • 経常収益
  • 経常利益
  • EPS
  • 総資産と自己資本比率
  • 各種キャッシュフロー
  • 現金等
  • 一株当たりの配当金推移
  • 配当性向

※以下のグラフはIRBANKから引用させていただきました。

経常収益

今回は金融業なので、売上高ではなく経常収益となります。

「企業が本来提供するサービス(営業活動)から、毎期継続的・反復的に発生する収益」を見ていきましょう。

さすがメガバンク、桁が違いますね。3兆を超える収益は凄いです。しかもリーマンショック以降下がっていた収益も近年は持ち直してきています。

経常利益

経常収益の中で利益がどれくらいあるのかを表します。

この利益がマイナスだと経営方針を見直さなければならなくなります。

リーマンショック時に赤転してしまいましたが、翌年からは黒転に戻り、それ以降は安定した利益を得ています。

特に問題ないですね。

金融業の特徴として収益が大きくなりがちなので、収益だけを見ると勘違いしてしまいます。しっかり利益を見ておく必要がありますね。

EPS

EPS=当期純利益÷発行済み株式数

一株当たりの利益です。その年一株がどのくらいお金を生み出したのかが分かります。

EPSの数値が高いと企業の収益率が高く。逆に低いと企業の収益力も低いと判断されることが多いです。

毎年安定した推移です。収益率が安定していると言えます。

直近2019年が極端に落ち込んでいるのは、システム統合の開発に投じた資金や海外債券などの処理がかさみ総額で6975億円も損失を計上した結果である。

この時にシステムを一新していたにもかかわらず最近またシステム障害を起こしてしまうのは何とも手際が悪く感じてしまう。

総資産と自己資本比率

総資産とは文字通り企業の持っている資産の総額。自己資本比率とは企業の資金がどれだけ自社の物かを示します。資本が大きくても借り入れなどの比率が高ければその会社は安定しているとは言えませんね。希望は50%以上です。

さすがメガバンクだけ有って総資産は相当なものです。ただほとんどが「お客様のお金」

自己資本比率はほとんどありません。金融業ではよくある形です、資産が大きすぎてどうしても自己資本比率は低くなってしまいます。

三菱東京UFJフィナンシャルグループも4~5%代であるので、ここは問題ありません。

資産の推移も右肩上がりです。

各種キャッシュフロー

それでは各種キャッシュフローを見ていきましょう。

各キャッシュフローの特性は以下の通りです。

営業活動によるキャッシュフロー

営業活動によるキャッシュフローは本業で最終的にいくら稼げたかを表します。

プラスであればあるほどいいです。

営業活動によるキャッシュフローがプラス=本業で稼いでいる😄

営業活動によるキャッシュフローがマイナス=本業で稼げていない😨

投資活動によるキャッシュフロー

投資活動によるキャッシュフローは成長に向けてどれだけ投資活動にお金を使っているかを表します。

マイナスであると資金を投入しているという事で成長性が見込めます。逆にプラスだと資産を売却している可能性があります。

投資活動によるキャッシュフローがプラス=資産を切り売りして現金をやりくり😱

投資活動によるキャッシュフローがマイナス=成長のために現金を投資している😁

財務活動によるキャッシュフロー

財務活動にキャッシュフローはお金をどうやって調達しているかを表します。

プラスであると設備投資などで借り入れをしてる。マイナスであると借入金を返済していることになります。借り入れは企業発展のためには必要なことなのでプラスでもマイナスでも問題ありません。むしろ何のために借り入れをするのかが重要になってきます。

財務活動によるキャッシュフローがプラス=借り入れを行っている😁

財務活動によるキャッシュフローがマイナス=借り入れを返済している😄

理想は【プラス/マイナス/マイナス】です。

本業で利益を得て、そのお金で投資と返済が可能になっている状態。

以上のことを踏まえてみずほFGのキャッシュフロー計算書を見てみましょう。

営業活動によるキャッシュフローが毎年安定しているわけではないのが、少し気になりますね。

ただ金融業だけに投資活動によるキャッシュフローが常に変動しています。

投資初心者には少し難しいかもしれません。毎年のキャッシュフローの詳細を見るには決算短信や有価証券報告書で深堀って行く必要があります。

今回はざっくりと見ていくだけにします。

現金等

キャッシュフローでお金の流れを確認したので、次は実際手元に現金はどのくらいあるのかを確認してみましょう。

凄い勢いで現金は増えていっています。さすが銀行、こちらは問題ないですね。

一株当たりの配当金推移

1株当たりの配当金の増減を確認します。高配当株投資では減配するような企業は避けた方がいいです。

増配も減配もしない安定配当。

もっと頑張って増配してもらいたいものですね。

配当性向

配当性向とは、その年の利益のうちどのくらいを配当に回しているかという数値になります。

この数値が80%90%になってくると、現在の配当金価格を現状の利益からは払えなくなる可能性があり、借り入れ手の配当や減配の可能性も出てきます。

前述した2019年の減益発表を覗くと配当性向は大体30~40%代。

これを見るとやはりもう少しずつでも増配してもいいのでは?と思ってしまいます。

まだまだ配当には余裕がありそうですね。

おすすめ度

それでは今回のおすすめ度です!

評価 :3/5。

☆3つ!メガバンクだけに安定的な配当を期待できるが、システム障害などITに向けた課題山積。

キャッシュレス化が進む現在、長期で見れば右肩下がりになっていく斜陽産業ではある。特にネットバンクの台頭で手数料商売が出来なくなってきているのも事実。

またシステム障害などITへの変革がなかなか進まないのも大手の鈍足さと言える。

とはいえ3大メガバンクであることには変わりなく、豊富なキャッシュと資本によりまだまだ安定した企業であることには変わりない。

高配当株の金融セクターの一つとして任せてみるのもいいのではないでしょうか。


いかがだったでしょうか。

今回は「みずほFG」について企業分析をしてみました。

このように決算書を見ると企業の健康状態がとてもわかりやすく見る事が出来ます。

もし自分でも分析してみたいという方はこちらの記事もご参考ください。

決算書が読めると企業への投資がもっと楽しくなりますよ!

みなさんの充実したマネーライフを応援しています☆

Written by NAOMARU


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