米国の高配当株と日本の高配当株どっちがいいの?

投資情報

みなさんこんにちは小市民投資家のNAOMARUです。

今回は高配当投資を始めようと思っている方で「米国の高配当株と日本の高配当株のどっちがいいのだろう?」と悩んでいる方いるかと思います。

結論から言うと

安定感のあるは米国の高配当株、税金面で有利なのは日本の高配当株

となります。

米国と日本の高配当株では何がそんなに違うのでしょうか?

この記事では米国と日本の高配当株のメリット・デメリットをそれぞれ解説します。

また、日米の代表的な高配当ETFもご紹介するのでぜひ最後までご覧ください🐽

この記事でわかる事
  • 日米高配当株の特徴
  • それぞれの配当金にかかる税金の比較
  • 日米高配当ETFの紹介

※この記事では特定の銘柄をご紹介していますが、あくまで投資は自己責任でお願いします。

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米国の高配当株と日本の高配当株どっちがいいの?

なぜ米国の高配当株は安定感があるのか?

高配当株投資を行う時によく言われるのがアメリカの株に投資した方がいいという事です。

なぜそのようなことが言えるのでしょうか?

なぜなら米国の企業というのは昔から株主還元に積極的な企業が多く、毎年増配をし続ける連続増配企業が多く存在します。

特に連続増配を25年以上続けている企業を「配当貴族」50年以上続けている企業を「配当王」と呼ばれますが、アメリカにはこの配当貴族や配当王が多数存在し、S&P500だけでも60社以上あります。

引用:トウシル
配当貴族銘柄66社の利回りランキング | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
 ウォール・ストリート・ジャーナルの記事「高配当株に殺到、荒れ相場の影で」(2022年2月9日)によると、株式市場が低迷しているこの冬に、「退屈な」企業に熱い視線が向かっていると言う。今年に入って一部の投資家は高成長のテクノロジー株を売っ…

ところが日本の企業で配当貴族が達成できているのは花王の1社のみ、株主還元が積極的になされているとは言いにくい企業文化です。

特にこの配当貴族は一朝一夕でできるものではありません、25年という長い歴史を持って企業文化として根付かせていくものなので、いかにアメリカの連続増配企業群が長い時間をかけて積み上げてきたかがわかります。

そういう意味で安定して投資するならばアメリカの高配当株という事になります。

では全てがアメリカに投資しておけばいいかというとやはりデメリットもあります。

アメリカは外国なのでやはり為替の影響を受けます。

円安の現在では配当金はむしろ有利ではありますが、円高になってしまった場合配当金は目減りしてしまいます。

また、一番の大きなデメリットとなるのがアメリカの株には外国税がかかるという事です。

税金面で不利なアメリカ株

現在日本の特定口座で株取引をした場合、所得税15%、住民税5%の計20%が課税されます。

しかしアメリカ株の場合これにプラスして米国現地での10%が課税されます。

インデックス投資のように売却益であれば利益分のみに課税で元本部分には税金がかかりませんが、配当金は全てを利益として認識されますので、配当金全額に30%の課税がかかります。

アメリカ株 配当100円-30%(日本での課税20%+現地での課税10%)=70円

日本株 配当100円-20%(所得税15%+住民税5%)=80円 

これは大きいですね💦

いくら連続増配で毎年0.2%や0.3%増配しても税金で30%持っていかれてしまうとなると大きくリターンに影響してきます。

日本の高配当株であれば最大20%、NISAを活用する事が出来れば無税で配当金を得る事が出来ます。

これは大きなリターンの差になってきます。

日本にもアメリカほどではありませんが頑張って連続増配を目指いしている企業は沢山あります。

そんな連続増配企業を日本で見つけてみるのもいいかもしれません。

でもそんな企業見つけるの大変だと思う人もいると思います。

また、個別株はどんな企業ですらデフォルト(倒産)の不安が常にあります。

ではどうしたら安心して安定した高配当株投資を行えばいいのでしょうか?

そういう時におすすめしたいのがETFです。

日米でどんな高配当ETFがあるのか、ご紹介します。

人気の日米高配当ETF

ETFとは日本語で「上場投資信託」と言います。

株式市場に上場し株のように取引きできる投資信託です。

投資信託なので一つの銘柄ではなく複数の銘柄に投資しているのでデフォルトのリスクを回避でき安心して高配当株に分散投資できるのです。

またETFのいいところは分配金が出る事です。

普通の投資信託でも「毎月分配型」などの商品がありますが、それらは元本を取り崩して分配に回すいわゆる「タコ足配当」商品ばかりで注意が必要です。

しかし、ETFは仕組み上タコ足配当はできないようになっていて、配当金を貰いたいけど分散された投資信託がいいという人にETFは持ってこいの商品なのです。

それでは日米の有名な高配当ETFをご紹介します。

VYM バンガード米国高配当株式ETF

VYMは米国の高配当銘柄約400社に分散投資したETF。

資産総額400億ドル越え、日本円にして4兆円を超える規模で運用されており信用度は高いです。

また何といっても設定日が2006年と古くリーマンショックを経験しているというETFなので、歴史的な暴落を乗り越えた安心感は強いですね。

平均配当利回りは3.0%で安定していて、高配当銘柄であるにもかかわらず株価も米国同様右肩上がりを続けているキャピタルも狙えるETFです。

経費率も0.06%と格安なため運用しやすい商品としてVTIやVOOなど有名インデックスETFと並んで人気となっています。

ティッカーVYM
運用会社バンガード
設定日2006/11/16
資産総額44.595(十億USD)
企業概要バンガード・ハイディビデンド・イールドETF(Vanguard High Dividend Yield ETF)は 、米国籍のETF(上場投資信託)。
平均以上の配当を出す普通株で構成されるFTSEハイデ ィビデンド・イールド指数に連動する投資成果を目的とする。
時価総額加重平均を用いて保有銘柄のウエートを算定。
経費率0.06%
直近配当利回り3.30%
5年トータルリターン      9.01%

VYMの直近チャート

SPYD SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF

有名指数S&P500の構成銘柄から配当利回りが高い80銘柄を均等に組み入れたETF。

このETFの特徴は米国の選りすぐりの大企業が集まって構成されたS&P500に絞って高配当銘柄を選出していること。

構成銘柄数80銘柄と少ないためボラティリティはVYMよりも高く価格変動は激しいですが、その代わり平均の配当利回りは4~5%代と高利回りです。

直近減配などを何度か繰り返してはいるもののS&P500という指数が強いため株価も堅調に推移しています。

VYMと違い設定日が2015年と若い事が不安点の一つです。将来性のあるETF。

ティッカーSPYD
運用会社ステートストリート
設定日2015/10/22
資産総額7.861(十億USD)
企業概要SPDRポートフォリオS&P500高配当ETF は、米国で組成された上場投資信託です。
当ファンドは、S&P500高配当指数の価格と利回りのパフォーマンスに対応する投資結果を提供することを目的としています。この指数は、S&P500の中で最も利回りの高い企業80社を指標利回りに基づいて追跡しています。
経費率0.07%
直近配当利回り4.00%
5年トータルリターン          7.86%

SPYDの直近チャート

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1489 NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信

日本の有名株価指数日経平均のなかで高配当銘柄を配当利回りウェート方式で算出された「日経平均高配当株50指数」に連動した投資信託です。

配当利回りウェート方式とは配当利回りに流動性(売買代金)を加味して決定されるいわゆるスマートベータ指数です。

スマートベータ指数とは

従来市場平均やインデックスを算出する場合時価総額加重平均などを使用しますが、そういった指数ではなく、ある特定の要素(財務諸表、配当利回り、ROE、PERなど)を基に算出される指数。

従来(ベータ)よりも賢い(スマート)という意味合いでスマートベータ指数と呼ばれている。

東証一部の中でも平均株価が高い日経算出225社の中でも高配当な50銘柄を選抜している。

株主還元に消極的で減配リスクの不安がある日本企業でも50社集まれば補い合えるという意味で、このETFは個別株だけに投資するよりも分散が効いていて良いです。

信託報酬も0.308%と他の2つに比べれば割高ですが、日本に多く存在する「毎月分配型」のぼったくり投資信託に比べれば優良商品です。※ぼったくり投信は信託報酬3%超えます

また他の2つに比べて割高とは言いましたがそれを打ち消すほど税金面でメリットの方が大きいです。

銘柄コード1489
運用会社野村アセットマネジメント
設定日2017/2/10
資産総額392.1億円
企業概要NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信は、日本で組成された上場投信です。日経高配当株50指数に連動する投資成果を目指しています。
信託報酬0.308%
直近配当利回り4.33%
5年トータルリターン           6.03%
引用:TradingView

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アメリカ一強という概念を捨てて

いかがだったでしょうか、今回は日米における高配当株の違いとメリット・デメリットそして、代表的な両国の高配当ETFをご紹介してきました。

コロナショック以降急成長した米国株に「アメリカ株買っておけば間違いない」という風潮が流行ってましたが、配当金の特に税金面を考えると一概にそうとも良いけれない部分がありますね。

確かに日本はあまり株主還元に積極的ではない風土はありますが、決してすべてではなく最近ではもっと株主還元をという事で増配や自社株買いをしている企業が増えてきています。

だんだんと投資というものが根付いてきているのかもしれませんね。

とくに高配当株は成長鈍化した「成熟企業」ばかりなので、それならば税金面で有利な日本企業に目を向けてみるのもいいかもしれません。

今回の記事がみなさんの高配当株投資の一助となれば幸いです。

みなさんの充実したマネーライフを応援しています🐽

MONEY GROW UP!

Written by NAOMARU

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