株が暴落した時にするべきこと⁉レベル別対処法を紹介

投資情報
The money held is reduced in value

米国は今インフレ、利上げ懸念、ウクライナ戦争、と先の見えない不安で株価も軟調に推移しています。

米国3指数も年初来からそろって続落、含み損を抱えている投資家の方も多いのではないでしょうか?

くろぶたのポートフォリオも含み損でつらいよ

投資とは価格変動商品に投資するという事ですから、今まで元本の保証されていた預金や保険しかしてこなかった投資初心者の方など不安でいっぱいだと思います。

そこで今回は株価暴落時に投資家はどう対処するのかその対処方法を経験レベル別に紹介していきます。

そのレベル別の対処方法とはこちら

  1. 初級編 積立を継続
  2. 中級編 割安になった銘柄を物色
  3. 上級編 空売りやインバース系商品でヘッジ

対処方法にも人によっていろいろあるんだね

この記事ではこの3タイプについてご紹介していきますので、自分が今どのタイプなのか。どう対処するのが自分に合っているのかがわかります。

この記事を読めばきっとその暴落の不安から解消されますよ。

是非最後までご覧ください🐽

この記事でわかる事
  • タイプ毎の暴落対処方法
  • 対処法のメリット・デメリット
  • 暴落時に一番やってはいけない事

※この記事では特定の投資手法について記事にしていますが、利益を保証するものではありません。投資は必ず自己責任でお願いします。

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株が暴落した時にするべきこと⁉レベル別対処法を紹介

初級編 積立を継続

投資初心者の方がまず始めるのがインデックスの積立投資だと思います。

そしてこの初級編ではまさにそのインデックス投資の最大の利点は暴落時にこそ力を発揮するというものです。

それは積立を始めた時によく耳にしてたと思いますが「ドルコスト平均法」という投資方法です。

これは毎月一定額をコツコツ積み立てる事で購入量を、株価が高い時は少なく、株価が低い時には多くする事ができ平均取得単価を平準化させられるという方法です。

くろぶたもこれはやってるけど平準化すると何がいいんだっけ?

そうですね、よく平準化させると元本割れしにくくなるという事を言いますが、どうしてそうなるのでしょうか?

それは安い時に株数を多く購入して、高い時に少なく購入するという事は低い価格での株数の方が多くなっていく訳ですから、必然的に平均取得単価も下がっていきます。

すると少し株価が値上がっただけでもプラスに転じる事が出来ます。

もちろん常に右肩下がりの銘柄であるとそうはいきませんが、米国のインデックスのように最終的に上昇が期待できるものに関して言えばとても信頼性のある投資手法です。

しかし、投資初心者にとっては慣れない価格変動で含み損を抱えたまま、その下落しているインデックスに投資し続けるというのはとても大変な事です。

下手したら積立を一旦ストップしてしまう人もいるかもしれません、しかしそれこそドルコスト平均法の強みを殺す事になります。

なぜなら安い時に購入量を多く仕込むことが出来なくなってしまうからです。

でも不安なのはどうしたらいいの?

そんな時は「時間軸を伸ばす事」をおススメします。

時間軸を伸ばすとは、今の下落は米国株の長い歴史から見たら一時的なものだという事を理解するという事です。

日足のチャートばかり見ているとずっと回復しないんじゃないかと思ってしまいがちですが、チャートの時間軸を伸ばし月足の超長期で30年40年と伸ばせば、そこにはいくつもの歴史的大暴落が見れます。

しかし、その幾度アメリカ経済は大きく上昇してきました。

特にS&P500はアメリカの企業上位500社に分散投資され、業績の悪い企業は外され成長産業が組み込まれる優秀なインデックスです。

確かに今の暴落が再び復活する保証はどこにもありません、しかしその長い歴史を見れば継続して積立を続ける事が最善策だと納得できるのではないでしょうか。

ドルコスト平均法のデメリット

最善策とはいえデメリットもあります。

それは効果が表れるのに多少時間がかかるという事です。

ドルコスト平均法は長期投資の手法であり、短期ではもちろん元本割れを起こす事は多くあります。

しかし、年月が経てば充分取得単価が低くなり、評価益が増大しているため元本割れがしにくくなります。

じっくり腰を据えて行う投資方法という事ですね。

また資産増大後も注意が必要です。

ドルコスト平均法は平均取得単価を下げ元本割れしにくくなる投資手法ではありますが、暴落を抑制するものではありません。

そのため例えば資産増大後もボラティリティの高い株式100%のままであったりすると平気で50%の下落するなんてことも起こりえます。

そのためドルコスト平均法は投資初期の段階までで資産が形成されてきた後は、債券や金など別のアセット(資産)を混ぜて、暴落のクッションを和らげる方法を取る必要があります。

ちなみに私たちの年金が運用されている「GPIF‐年金積立金管理運用独立行政法人」ではこのアセットバランスを「海外株式25%/海外債券25%/国内株式25%/国内債券25%」としています。

大まかに言えば株式50%・債券50%だね

そうです、分かりやすいですよね。

これで毎年+5%(+10兆円)という安定的な運用をしているのでぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか!

続いて中級編です☞

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