【初心者向け】投資においてリスクとは?その種類と管理方法も解説!

投資

みなさんこんにちは小市民投資家のNAOMARUです。

今回は投資を始めたばかりの方や投資についてまだまだ怖いという方にとって投資の「リスク」の考え方について解説してきます。

リスクと聞いて「怖い!」と思った方いませんか?

投資において「リスク」とはただ「危険」というだけの意味ではありません。

投資の世界でのリスクの考え方は基本的下記のようになります。

リスクとリターンは表裏一体の関係

つまり…

リスクが大きければリターンも大きいし、リスクが小さければリターンも小さい

という事です。

これは投資をする上で常に前提となってくるとても重要な考え方なので覚えておきましょう。

またリスクの中には気にするほどでもないリスクに対し、投資初心者の方はよく分からずに過度に恐れている場合もあります。

今回の記事ではこのリスクについてわかりやすく解説し、投資家の取っているリスク管理についてもご紹介するので是非最後までご覧ください🐽

  • 投資のリスクの種類について
  • リスクに対する考え方
  • 投資家が取るリスク管理
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投資においてリスクとは?その種類と管理方法も解説!

投資のリスク種類

この項では投資のリスクの種類についてご紹介します。

リスクと言っても色々あるのでしっかり理解して不安をなくしましょう。

価格変動リスク(値段が動くリスク)

投資商品というのは預金と違って値動きをする商品です。

買った商品の価格が下落して元本割れをしてしまったりする事を価格変動リスクと言います。

今まで預金しかしてこなかった方が投資を始める際に、一番怖いと思うのがこのリスクだと思います。

例えば株価はどうしてあんなに変動するのでしょうか?

それは需要と供給の動きで決まります。

買い手が高い金額でも買うのであれば値段は上がるし、売り手が安くても売る場合値段が下がります。

しかしその要因となるものは多種多様でこれと言って確実なものはありません。

これが不安になる原因でもあります。

価格変動の主な要因

・企業業績 ・政治情勢 ・経済の悪化 ・企業の不祥事 ・相場の雰囲気 etc…

そんな時、投資家はどのように考えるのでしょうか?

そこで持ちボラてぃ

一般的にはボラティリティという言葉の方がよく使われますが、どういう考え方かというと…

標準偏差が大きければ大きいだけ価格が大きく動く【高ボラティリティ】

標準偏差が小さければ小さいほど価格は小さく動く【低ボラティリティ】

下は標準偏差のイメージ図ですが、見てわかるように平均リターンと標準偏差との差が小さければ小さいほど元本割れを起こす可能性が低いと考えられています。

投資家は価格が動くことは資産を大きくする上で”当たり前”と考えています。

その代わり、ボラティリティの大きい商品とボラティリティの小さい商品とを混ぜる事により値動きをマイルドにしようと考えます。

代表的なボラティリティの大きい商品は株式で、逆に小さい商品は債券です。

以下は「株式100%」と「株式50%債券50%」と「債券100%」を比較したグラフです。

株式100%のポートフォリオより債券を50%組み込んだポートフォリオの方が最終的な値上がり益は減らしていますが、値動きはマイルドになっています。

逆に債券100%になると値上がり益はわずかしかありません。

このように投資家はボラティリティの大きい商品と小さい商品を組み合わせて適正なリスクを取りつつリターンを得ているのです。

信用リスク(株が紙切れになるリスク)

信用リスクとは株が紙切れになるリスクです。

紙切れ=デフォルトとも呼ばれ、株を発行している企業が経営破綻したりすると起こります。

個別株において起こりうるリスクです。

そのため個別株の取引きを行っている投資家は企業の経営状況を把握したり、ひとつの企業がデフォルトしてもいいように他に沢山の企業に分散投資している場合があります。

S&P500や日経225などのインデックスに投資している方はそれだけでアメリカ企業500社や日本企業225社に投資しているようなものなのでほとんど気にする必要はありません。

カントリーリスク(国の政治情勢へのリスク)

ギリシャ危機やリーマンショック、最近では中国恒大集団から端を発する中国危機など国の政治情勢によってその国が経済危機に陥る場合もあります。

そうなると例えS&P500など米国企業500社に投資していても株価の暴落は避けられません。

これがカントリーリスクです。

投資家はそのようなことが無いように先進国や新興国、日本国内などに分散して投資することでカントリーリスクを回避しようとします。

しかし、最近の経済はグローバル化が進んでおりたとえ世界中に分散投資しててもアメリカの経済が落ち込んだりした場合、世界に影響を与えてしまいます。

世界同時株安などですね🐽

カントリーリスクの場合、国で分けるのも大切ですが債券や金など資産配分で分散投資した方が有効な場合もあります

為替変動リスク(お金の価値が下がるリスク)

外国株に投資している方は注意してほしいのが、この為替リスクです。

為替とは自国と相手国との「お金の交換」に伴う価値の変動の事を言います。

私たち日本人であれば米ドルを対象とした「円高/ドル安」「円安/ドル高」という言葉を聞いたことがあると思います。

これは国同士のお金の価値が日々変動しているために起こる事で、外国株などで取引きしている投資家はこれにより大きく影響される場合があります。

例えば100円を基準として

購入時【1ドル=100円】

1株10$の株を1株1000円で購入

↓ 購入後「円高/ドル安」になってしまった…

売却時【1ドル=90円】

1株10$の株を売却しても900円にしかならない…

など思いがけずに損をしてしまったという事もあります。

このため投資信託の中には「為替ヘッジあり」という【ヘッジコスト=保険料】を払いこの為替の影響を受けさせないようにする投資信託もあります。

しかしこのヘッジコスト運用維持費として重くのしかかってくるためあまりお勧めはできません。

また為替はリスクだけでなくリターンになる場合もあります🐽

例えば購入時【1ドル=100円】であっても売却時に【1ドル=110円】になっていれば為替だけで利益になっているのです。

株式など値動きの大きい資産であれば値上がり益で為替などあまり気になりませんが、債券などは値上がり益が少ないため為替の影響を受けやすいので注意しましょう。

流動性リスク(売り買いできないリスク)

株式市場の取引とは「相対取引」です。

相対取引とは”株を売るには買う相手がいて、株を買うには売る相手がいる”というものです。

しかしあまりにも企業規模の小さい会社など流通している株数が少ない銘柄は、株価が下がった時に売りたくても売れないし、逆に買いたい時にすぐ買えないというリスクをはらんでます。

これが流動性リスクです。

投資初心者の方が取引するのは大体S&P500やNASDAQ100等のインデックスETFだと思います。

このような何千億、何兆円ともなる運用規模の商品は基本的に流動性リスクを意識する必要はありません。

もっと小型のグロース株などを取引する場合に気にするリスクになります。


以上が投資においてよく言われているリスクになります。

ではこのようなリスクに対して投資家たちのリスク管理方法を解説していきます。

投資家のリスク管理方法

投資家は投資をする上で前述したリスクを理解した上で自分のリスク許容度に応じて最適な資産配分で投資を行っています。

その基本となる考え方が「資産分散」「時間分散」「長期投資」です。

8:2黄金比率の「資産分散」

記事中何度も「分散投資」という言葉が出てきていると思いますが。

投資の中では「卵を一つの籠に盛るな」という格言があります。

これは一つの籠に盛るとその籠が落ちた場合、すべての卵を割ってしまうという意味です。

大きなお金を動かす投資家ほど予期できない株式市場に備え分散投資を心がけています。

特に株式と債券の資産分散は伝統的な手法でとても効果的です。

債券は昔から株式とは「逆相関の関係」逆の値動きをする商品と言われています。

株が暴落した際に株よりボラティリティの低い債券を買い増す動きが増え、逆に値上がりするからです。

ではどのぐらいの割合で債券を組み込めばいいのでしょうか?

簡単に株式50%債券50%で半々にしても十分分散効果はありますが、ここでお伝えしたいのは

「8:2」の黄金比率です。

「8:2」の黄金比率はリスクを抑えながらリターンを最大化させる驚きの方法です。

8:2とは株式 8:債券2の割合でポートフォリオを組む事で株式5:債券5で組むよりもリスクを抑えながらリターンを上げられる事がわかりました。

下記はVTI(全米株式インデックス)とTLT(米国国債20年超ETF)を組みあわせた結果です。

ポートフォリオ平均リターン / 標準偏差
株式のみ(VTI 100%)11.8% / ±14.7%
株式50と債券50(VTI 50% TLT50%)9.94% / ±8.23%
黄金比率(VTI 80%:TLT 20%)11.3% / ±11.1%

※平均リターンより標準偏差が多きければ大きいほどリスクがあります

株式50、債券50のポートフォリオは債券が多いためやはりリターンが株式のみに比べて劣っています。

驚きなのは黄金比率のポートフォリオのリターンが株式100%とほとんど同じ11.3%に対して

標準偏差が±11.1%とほぼ平均リターンと同じ数値であるという事です

黄金比率の場合リターンが株式100%に近いのに対してリスクがほとんどなくなっているのです🐽

青:株式のみ/黄色:株式50債券50/赤:黄金比率

上記のグラフを見てみてもリーマンショック以降はほとんど黄金比率のポートフォリオが株式のみのポートフォリオの上を推移しています。

このようにリターンを殺さずリスクを抑える黄金比率「8:2」はおすすめの資産配分法です。

ドルコスト平均法を使った「時間分散」

時間分散とは「買い時を決めない」投資戦略です。

株価とは常に変動しています。

その方向は誰にも予想がつけられない事から「ランダムウォーク」などと呼ばれています。

投資のプロでさえ「いつ買った方が安くて、いつ売った方が高く売れる」を判断するのは難しいものです。

そこで考え出された投資法が「ドルコスト平均法」です。

「ドルコスト平均法」とはどんな投資手法なのでしょうか?

ドルコスト平均法は毎月一定額をコツコツと買っていくことで

「株価が高い時は株数を少なく、株価が安い時は株数を多く買う」事で株の取得価格を平準化させる方法です。

この取得価格を平準化することによって高値で掴みしてしまうリスクを抑え、元本割れしにくくなるのです。

手元に大きな資金がある方でも投資初心者の方であればそれを何分割かに分けて分割投資してみてはいかがでしょうか。

複利の効果が実感できるのは「長期投資」のみ

最後は長期投資という考え方です。

株の初心者の方が一番勘違いしていることが多いのが

株取り引きとは「安い時に買って、高い時に売る」という短期売買のイメージです。

しかし、安定した資産形成を目的とした投資たちは基本的に「長期投資」を心がけています。

いわゆる「バイアンドホールド」ですね。

なぜ長期投資が効果的と言えるのでしょうか?

なぜならば「複利の力」が生きてくるからです。

100万円の元本で年利7%で20年運用すると387万円になります。

387万円になってしまったらいくら暴落してもほとんど元本割れしなくなります。

逆に投資初期は元本割れを起こす可能性は多くあります。

このように複利の力を使えばかなりの利益を得ることが出ますが、反面時間がかかるというデメリットもあります。

なので投資家たちは投資する際に必ず、「直近の成績ではなく長期的に成長し続けるか?」に重点を置いて投資をしているのです。

ちなみに投資初心者の方にお勧めしている全米株式インデックスの長期トレンドはこちら☟

引用:TradingView

1年や2年で見れば落ち込んでいる年もありますが長期で右肩上がりに推移しています。

長く持つ投資対象としては最適解の一つだといえます。

まとめ

いかがだったでしょうか、投資においての「リスク」について解説していきました。

後半は少し難しくなってしまったかもしれませんが、リスクを自分でコントロールすることは投資の大原則です。

しっかり学んで暴落に強いポートフォリオを作っていきましょう!

では今回のまとめです。

  • 投資において「リスク」は「リターン」と表裏一体
  • 価格のリスクは標準偏差の大きさで測る
  • リスクには「価格変動」「信用」「カントリー」「為替」「流動性」などがある
  • リスク管理の基本は「資産分散」「時間分散」「長期投資」
  • 「8:2」の黄金比率を使うとリスクを抑えてリターンを最大化させる
  • 「ドルコスト平均法」を使って取得価格を平準化させる
  • 投資は長期的目線で行う

ここに紹介した投資方法はあくまで一例です。

個人の経済状況や投資経験、年齢でリスク許容度というものは全く異なります。

みなさんも自分のリスク許容度をしっかり把握して自分に合ったポートフォリオを構築してみてください。

みなさんの充実したマネーライフを応援しています🐽

MONEY GROW UP!

Written by NAOMARU

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