新NISA発表!今までとどう違う!?

皆さんこんにちは小市民投資家のNAOMARUです!

皆さんは資産運用でNISAやつみたてNISAを活用されている方もいらっしゃると思いますが。

金融庁が2024年から運用開始する新NISAについては皆さんご存知ですか?

聞いたことがあるけど中身についてはよくわからないという方や、1階と2階ってわりと制度が複雑じゃない?を思っている方もいらっしゃると思います。

という事で今回は新NISAが今までの一般NISAとどう変わったかについてご紹介します!

それではいってみましょう☆

この記事を読めば次の事が分かります!
  • 一般NISAと新NISAの違い
  • 新NISAのメリット・デメリット
  • 新NISAの活用方法
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新NISA発表!今までとどう違う!?

そもそもNISAとは少額投資非課税制度の総称で一般の方にもっと資産運用をして欲しいという趣旨のもと金融庁が行っている税制優遇制度です。

投資で発生する利益に対しておよそ20%の税金が取られるのを免除してくれるので活用されている方も多いと思います。

一般NISAとつみたてNISAにの違いついては下記の記事で取り扱っているので合わせてお読みください。

特に一般NISAはその取扱い銘柄に制限がなく、普段の取引方法とほとんど変わりません。

なので、投資経験者の方は一般NISAの方をよく使っているのではないでしょうか。

ところが今回、この一般NISAの自由度がかなり半減してしまいます。それが2階建て方式です。

引用:大和証券

1階はつみたてNISAと同じ商品で積み立て投資を行う枠です。そして2階が今まで通り自由に個別株やETFなど自由に投資をできる部分になります。

2階部分に投資する条件があり、1階部分の積立投資を利用しないと使えません。なぜこのような制度に変更したかというと。

「より多くの国民に長期・積立・分散投資による安定的な資産形成を促す観点から、積立てを行なっている場合には別枠の非課税投資を可能とする2階建ての制度に見直した」~金融庁

要は安全な資産形成をして土台を固めてから積極的な資産運用をしなさいという意向です。

まあ、一理あるし。NISAの制度自体初心者を資産運用に目覚めさせる制度だからわかるけども…

逆にややこしくなってないか?とも思ってしまいますね。

ただし、現行の一般NISAをやっている方は申請すれば1階を利用せずに2階のみ利用可能だそうです。ただそれだと投資枠が102万円に減ってしまいますし、銘柄も上場株式のみに限定されます。んなアホな!

また投資対象にも制限が掛かり、高レバレッジの商品は対象外とされるそうです。残念😨

新NISAのメリット・デメリット

では主にどんなメリットとデメリットが出来たのか見てみましょう。

メリット

投資額が2万円増えるので5年間で10万円に増える

新NISAの登場で2028年まで投資期間が延長される。

1階部分はつみたてNISAにロールオーバー可能(最長25年運用可能)

デメリット

投資対象に制限がかかる(高レバレッジ商品対象外)

2階部分のみの利用だと投資対象は上場株式のみ

ロールオーバーの仕組みがわかりにくい(簿価)

上記が主なメリットとデメリットです。

投資額が増えるというのは1階20万円、2階102万円で合計122万円と一般NISAよりも2万円多く投資することが出来き5年間で合計610万円と現行の600万円から10万円も多く投資可能です。

また投資期間が延長されたことも特徴です。

新NISAは2028年まで運用期間を設けており今の一般NISAからロールオーバーが可能となる。そのため2023年分までがロールオーバー出来るようになりました。

引用:大和証券

また新NISAの1階部分もつみたてNISAにロールオーバー可能で最長で25年の運用が可能です。

ただデメリットにも書きましたがロールオーバーの仕組みが少し複雑になるので下記に図で説明をします。

引用:大和証券

現行NISAから新NISAにロールオーバーする際、値上がりしていた場合時価でのロールオーバーとなる為、もし102万円以上の値上がりをしていた場合は1階部分の投資枠も消費することになります

また、新NISAの1階部分のロールオーバーに関しては簿価(取得価格)での移行になるので、いくら値上がりしていたとしても40万円より低い場合は更に投資することが可能ということです。

なかなかに複雑ですが、わかっていただけたでしょうか。

それではそんな新NISAをどう活用していけばいいのでしょうか?

新NISAの活用方法

1階部分のつみたてNISAへのロールオーバー可能というところから見ても金融庁の意図が分かりますね。基本的にはつみたてNISAに移行してもらいたいということです。

安全で堅実な資産形成はやはり長期積み立て投資ということなのでしょう。

ならば最初からつみたてNISAでいいじゃないかと思うかもしれませんが、つみたてNISAの投資期間は20年です。しかし新NISAを活用すれば25年という投資期間を得ることが出来ます。

この時間を味方にするという意味でも新NISA⇒つみたてNISAという流れが一番の活用法だと思います。

投資をするうえで一番大事な事は「市場に居続ける事」です。

そのためにも新NISAで1階部分もしっかり使い切り、その上で102万円の資産成長を試みつつ、5年経過したらつみたてNISAにロールオーバーするというプロセスがNAOMARU的おすすめです。

以上、新しく提案された新NISAについてご紹介しました。

まだ施行前の情報ですので随時変更などもあるかと思いますが、現状の情報をもとにお伝えいたしました。

皆さまの充実したマネーライフを応援しています☆

Written by NAOMARU

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