【初心者向け】株式投資で暴落時に絶対にやってはいけないこと

投資情報

みなさんこんにちは小市民投資家のNAOMARUです。

最近の地政学リスクと物価上昇に伴いS&P500もナスダック100も軟調な展開が続いてますね。

直近のS&P500の値動きはこちら☟

コロナショック以降に投資を始めた方は、今まで上がり基調しか経験してこなかっただけに「株を持っていればどんどんお金が増えていく」という感覚だったと思います。

そんな方は含み損を抱えてどうしたらいいのか不安になっていることが多いと思います。

くろぶたも不安だよ

そこで今回はこんな暴落局面(この程度ではまだ暴落とは言いませんが…)において持っている株をどうしたらいいのかについて解説していきたいと思います。

長期投資、短期トレードどちらの視点に立っても解説していますので、是非最後までご覧ください。

この記事でわかること
  • 暴落時の投資判断
  • 「狼狽売り」と「損切り」の違い
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株式投資で暴落時に絶対にやってはいけないこと

投資方針がブレる_SNSなどの投資発言に惑わされない

まず投資初心者の方が気を付けてほしいことは、このような暴落局面(調整局面)になると必ずSNSなどで「損切りできないのは初心者だ」や「一度売って、また底値で戻ってきます!」などという発言をよく目にします。

しかし、SNSのこうした投資発言には絶対に惑わされないでください。

別にこの発言が嘘を言っているとか損切りを否定しているわけではありません。

もちろん損切りという投資判断が正しい場合もあります。

しかし、鵜呑みにするのは危険です。

なぜならSNS発信者とそれを受け取る側に大きな立場の違いがあるかもしれないからです。

それが「投資戦略の違い」です。

投資にはいくつもの投資戦略があります。例をだすと

  • ドルコスト平均法を使った長期積立
  • 週足ベースで見たスイングトレード
  • 日足ベースのデイトレード
  • 割安大型株を底値で狙う高配当投資
  • 信用取引を使った空売り

などなど、投資には多種多様な投資戦略があり、利益確定のタイミングはそれによって大きく異なります。

では先ほどのSNSの発言はどの位置からの発言なのでしょうか?

これはまさしく短期や中期で利益を狙うトレード勢の発言です

短期トレードやスイングトレードには明確な利確タイミングがあり、それを逃したら直ぐに損切りする必要があります。

それがトレードをする人達の鉄則です。

しかしドルコスト平均法を使った長期投資をしている方は全く投資戦略が異なります。

なぜなら、それは目的としている時間軸が各々でまったく異なるからです。

  • デイトレード…1日単位で利益確定
  • スイングトレード…数日〜数週間で利益確定
  • 長期投資…10〜20年かけて資産形成

これだけ違います。

株式投資とは期間が短ければ短いほど受給の関係で株価が上下します。

逆に長ければ長いほど業績や国の経済成長が反映されてきます。

つまりVTIなど全米の経済成長にかけて10年、20年スパンで利益を求めている人にとって直近の値動きなど誤差に過ぎないのです。

それなのにドルコスト平均法を使って毎月積立てている人が投資方針の違う投資家のSNS発言を真に受けて積立をストップしてしまったり、

最悪資産を引き出してしまってはその投資戦略が全く意味のないものになってしまいます。

ドルコスト平均法についてはこちらをご参照ください👇

まずは自分がどんなスタンスに立って投資しているのか

投資の最終目的地を明確にしましょう。

旅行も目的地が明確な方が迷いませんよね

投資の目的地の立て方

投資の目的地といってもどうやって立てたらいいかわからない方もいると思います。

なんとなく始めた方がいいと思ってはじめた方やただお金が増えればいいかなと思ってはじめた方

こういう方はやはりお金が下がった時は狼狽えてしまいます。

投資目的は人それぞれなのでこれと言うことできませんが、例えば金額などで明確な目的を作っておくと狼狽売りを防ぐことが出来ます。


  • 1000万円まで積み上げて、それ以上の増えたら増えた分だけ利確
  • 50歳になるまで利確しない
  • ポートフォリオの株式の割合が50%超えたらその分を利確
  • 5000万円になったら毎年4%利確

などです。後半2つは少し難しいく感じたかも知れないので、まずは金額や年齢で明確なゴールを作ってみてはいかがでしょうか。

4%利確方法は「4%ルール」と言われインデックス投資の有名な出口戦略の1つです。

出口戦略について詳しく知りたい方はこちらをご参照ください👇

損切りと狼狽売りの違い

最後に少しトレードの話になってきてしまうんですが、損切りと狼狽売りの違いをご説明します。

明確な違いはこれだけです

  • 損切り⇒予定した利益確定
  • 狼狽売り⇒予定にない利益確定

つまり事前に想定しているか、していないかです。

これにはおおきな違いがあり前者は投資判断を決めたときから想定して投資をしているのに対し

後者は投資する前に想定していなかったことになります。

これだけの違いですが、これを想定していないと先程の投資方針のブレにも繋がりますし、他人の意見につられてしまいます。

そのため投資戦略と異なった判断をしてしまい狼狽売りを招きます。

事前に想定していれば計画の範囲内ということで損切りをしたとしても損失を拡大する事はありません。

想定していたのですから当然ですね🐽

このように投資する前には必ず投資方針とその目的地、また暴落想定をしておくことがとても大事ですなのです。

そしてそれは個人個人で全く違うので、その立場も分からず発信しているSNSの内容などは参考程度にして鵜呑みにするのはやめましょう。

やはり自分の大事なお金は自分の判断で運用する事が一番ですね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は暴落時に絶対にしてはいけない事をお伝えしてきました。

ではまとめです。

  • 投資戦略によって利確のタイミングは全く違う
  • 投資戦略は人それぞれ、SNSの発言などは鵜呑みにしない
  • 投資する前に必ずゴールを決めておく
  • 予定にない利確は「狼狽売り」になる

このように人にはそれぞれの生活があり、人生設計があります。

それなのに他人の発言を鵜呑みにして運用方針を買えるのは大変危険です。

投資戦略は自分で決めて、自分の意志で運用していきましょう。

投資はいつまでたっても自己責任です。

みなさんの充実したマネーライフを応援しています🐽

MONEY GROW UP!

Written by NAOMARU

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