【ブックレビュー】本当の自由を手に入れる お金の大学/両@リベ大学長

ブックレビュー

この記事ではお金を増やすための知識を得るために有益な書籍をご紹介しています。

今回ご紹介するのはYouTubeで人気爆発の投資系YouTuberリベラルアーツ大学「両学長」が出した「本当の自由を手に入れる お金の大学」です。

これは資産運用をテーマに貯蓄や保険、投資、副業など全般的に網羅しわかりやすく解説した資産運用の入門書です。

両学長は常々日本のファインナンシャルリテラシーを向上させたいという想いでYouTubeで金融教育の動画をアップしています。

そのため本書でもイラスト付きであったり嚙み砕いたわかりやすい解説でどなたでも簡単に読めるようになっています。

この本はこんな方に向いています

お金を増やす勉強をしたい

資産運用で何をしたらいいか分からない

金融版「家庭の医学」のように一家に一冊あって、気になった項目を読むみたいな使い方でもいいかもしれません。

この記事では本書の内容を全般的にご紹介しますので、もっと詳しく知りたいという方はぜひ手に取って実際に読んでみてください。

本書でわかる事

経済的自立のための道筋が分かる

家計の節約や貯蓄の方法、収入を増やす方法など網羅的にわかる

資産運用の入門書

著者紹介

引用:リベラルアーツ大学

著者はYouTubeチャンネル「リベラルアーツ大学」で金融教育情報を発信する「両学長」

人気チャンネルで2021年4月現在※チャンネル登録者数100万人を突破してます。

テーマは誰もが経済的自立を達成し、本当の自由を手に入れるために「お金にまつわる5つの力を身につける」というコンセプトを元に情報を発信してます。

「経済的自立」「お金にまつわる5つの力」については次に解説していきます。

経済的自立とは何か

「経済的自立」とは次のような事です。

生活費<資産所得

「資産所得」とは株式や債券、不動産などの資産からの収入です。それが生活費を上回る状態の事を「経済的自立」と言います。

この状態であれば「働いてもいいし、働かなくても生活に困る事はない」という状態になります。

この状態であれば仕事が「お金の為にしなければならない事」から「自分の好きな事を仕事にする」ということが出来ます。

またいつでもやめる事が出来るという精神的安定をもたらし、自信をもって仕事に打ち込めることが出来るのです。

そのためにも、貯蓄をして少額でも資産所得を購入していくことが大事で、本書では「お金のなる木」という表現をしています。

ではどうやってその資産所得(お金のなる木)を購入することが出来るのでしょうか。

そこで必要になってくるのが「お金にまつわる5つの力」です

お金にまつわる5つの力

本書で説いている「お金にまつわる5つの力」とは以下の通りです。

  1. 貯める力
  2. 稼ぐ力
  3. 増やす力
  4. 守る力
  5. 使う力

一つ一つが偏ることなくバランスよく強くしていくという事が大事。どこかの力がとても強くても、他の力が弱ければすぐにお金は流れ出てしまいます。

それでは各々の力についてこれから解説していきます。

貯める力

「貯める力」とはその名の通りお金を貯める力。資産形成の第一歩でありこの力が不足しているといくらお金を増やしても流れ出してしまいます。

また生活の満足度を下げずに支出を減らすことが重要であり、支出を減らしてギリギリの苦しい生活をするというのが目的ではありません。

貯める力は資産を増やすためにすぐに実践できて、効果もある為。まず最初にやる第一歩なのです。

特に重要な項目なので、この「貯める力」編が本書の大部分を占めています。

本書では生活の満足度を下げず支出を抑える為に「6大固定費」を下げるポイントを解説しています。

6大固定費

  • 通信費
  • 光熱費
  • 保険
  • 税金

稼ぐ力

稼ぐ力を考えるにはまずふたつの労働所得について区別することが大切です。

「給与所得」=安定性が高い

企業に就職して毎月一定の金額が支払われる。

金額自体はさほど大きくないが安定した収入が得られる。

「事業所得」=成長性が高い

フリーランスのように仕事をしなければお金はもらえない。

毎月一定額もらえるわけではないので不安定ではあるが、大きく稼げるチャンスがある。

つまりフリーランスと違い、会社員が「副業」をすることは次のようになります。

安定性×成長性×節税効果(確定申告)=最強の布陣

このように現在給与所得を得ている人は「副業」によって事業所得を成長させていくことがお金持ちになる第一歩として本書ではそのステップアップの仕方、おすすめの副業などを紹介しています。

➀「給与所得」で生活基盤を固める

安定収入である給与所得は生活基盤を固めるために重要な所得。

そこで生活基盤を固めつつ上記で紹介した節約をして事業のための種銭を作る。

②「事業所得」を育てていく

事業を始める種銭が貯まったら「副業」を始める。

最初は失敗してもいいようなスモールビジネスから始める。

③貯まったお金で「不動産所得」「配当&利子所得」を手に入れる

労働所得で「資産所得」を購入する。

「株・債権」「不動産」など資産を購入することで、今度はそこからの収入が増えるので収入のスピードは加速します。まさにお金のなる木です。

「給与所得」のみでお金のなる木を増やそうとすると時間が掛り過ぎる

副業をせずに給与所得だけで資産を購入する事も可能ですが、毎月数万円程度になってしまうためお金のなる木の成長スピードは遅くなってしまいます。

そのため本書では「稼ぐ力」副業をお勧めしています。

増やす力

ここまで「給与所得」と「事業所得」の話をしてきましたが、これを「労働所得」と言います。

そしてこれからお話するは「資産所得」となります。

労働所得だけでは働いているうちは収入がありますが、働かなくなった時に収入はストップしていまいます。

そこで労働所得で得た収入でこの「資産所得」を購入します。それが「増やす力」となります。

資産所得とは主に株式や債券の「配当&利子所得」や不動産の「不動産所得」になります。

経済的自立を達成するにはなくてはならない所得ですので丁寧に解説しています。

そのため投資を始める前の生活防衛資金の考え方や、

投資用のお金

生活防衛資金

  • 急なトラブルに対処できる
  • お金が貯まりやすい体質になる
  • 投資で成功しやすくなる

相場感を知らずに投資をすると詐欺に遭いやすくなることから投資の「相場感」の話などを解説しています。

またそれぞれの投資商品の性質や投資における運用方法など、以下のような事をわかりやすく解説してくれています。

  • 株式投資
  • 債権投資
  • 不動産投資
  • コモディティ
  • 預金
  • 短気トレードと長期投資
  • インデックスファンド
  • アセットアロケーション
  • ドルコスト平均法
  • NISA・つみたてNISA
  • 4%ルール(定率法と定額法)
  • 不動産投資の実践ステップ

守る力

「守る力」とは資産形成で積み上げてきた資産を奪われないように知識をつける事。

資産所得から収入を得ているうえで資産をなくしてしまったら収入もなくなってしまうので、この守る力はとても大事になってきます。

本書では以下の四つの事例について解説しています。

  • 詐欺・ぼったくりに遭う
  • 被災・盗難に遭う
  • 浪費する
  • インフレで削れる

どれも遭遇してしまうと自分の資産を削ることになるのでこの章でしっかり学びたいところです。

著者は100年以上も語られているバビロンの大富豪の教えの言葉を引用し「お金を天敵から堅守せよ!」と強調しています。

使う力

最後に本書では経済的自立の向こうにある物を教えてくれます。それは…

自由=幸せとは限らない

という事、

  • 自由ゆえの、孤独
  • 自由ゆえの、不安
  • 自由ゆえの、責任

そんな経済的自立を達成した著者であるからわかる豊かなお金の使い方を解説しています。

経済的自立の後に自分はどうしたいのかをこの章でしっかり見つめ直したいですね。

  • 寄付・プレゼント
  • 豊かな浪費
  • 自己投資
  • 時間を買う

まとめ

「経済的自立」は夢のある言葉です、ただそれを夢に終わらない方法がこの本には詰まっています。

それもイラスト付きのとてもわかりやすい解説で。

金融教育の行き届いていない日本でこれほど読みやすく資産運用初心者の方に向けた本はとてもありがたいともいます。

特に固定費の見直しから投資に至るまで網羅的に解説しているのは珍しいです。

日本において子供が金融教育で一番の影響を受けるのは”親”です。

金融リテラシーの高い教育を子供に引き継いでいくためにも家庭に一冊置いておきたい本の一つです。

Written by NAOMARU

コメント

タイトルとURLをコピーしました